赤ちゃんの脳の発達にアラキドン酸

皆さんは調製粉乳というものをご存知でしょうか。
おそらく、保育関係のお仕事や育児中のご家族の皆様は馴染みがあるでしょう。
この調製粉乳というものはいわゆる粉ミルクで、赤ちゃんが飲むものです。

母乳育児は必ずしも産後のママに出来るものではありません。
仕事に復帰される方、母乳の出が少ない方ももちろんいます。
そんな時調製粉乳は、必要なカロリーやしえ分を補えることで手助けしてくれるのです。
この調製粉乳には、母乳に含まれている成分ももちろん入っています。

必ずしもすべての成分が入っているわけではありません。
しかし、乳児の健やかな発達に必要な「アラキドン酸」も含まれます。
でもなぜ加工してまで赤ちゃんに積極的に与えるのでしょうか。

それにはアラキドン酸の持つ、ある効果が背景にあります。
アラキドン酸は、脳の活性化のカギを握っている成分なのです。
育児をしている方は赤ちゃんが素晴らしいスピードで成長していく過程をご存知でしょう。
あっという間に昨日できなかったことをマスターしていきます。

それは目覚ましいスピードで脳が発達していくからです。
赤ちゃんの成長は脳に近い場所から徐々に進んでいくと言われています。
首すわり、寝返り、はいはいなどの順です。
このように脳の発達が赤ちゃんに重要なためアラキドン酸が求められているのです。