アラキドン酸で母乳の出が良くなる

フランスやアメリカなどを中心に乳児の育児において粉ミルクが推進されています。
しかし、粉ミルクには母乳に含まれる成分がすべて入っているわけではありません。
あくまでも人工的に加工できる成分しか足せないのが現状です。

そのため、近年母乳について見直しが大幅に進んでいます。
日本の産科医療の現場でも妊婦の頃から母乳を良く出せるように指導します。
しかし、誰しもがスムーズに母乳育児が出来るわけではありません。
特に初産時はなかなか母乳育児が軌道に乗りにくく、悩んでやめてしまう人もいます。

しかし、焦る必要はありません。
混合育児と言って母乳と粉ミルクを併用することももちろん出来ます。
また、母乳を増やす食事を意識すると母乳の出が改善されます。
良く母乳が出る人は乳腺炎などのリスクを避けるために脂質の多い食事を避けます。

また、炭水化物の摂り過ぎも禁物です。
しかし足りていない人には脂質や炭水化物が推奨されています。
特に母親の食事に足すべきはアラキドン酸が多い食材です。

赤ちゃんの脳の発達に、多大な影響を与える有効成分としてアラキドン酸は大切です。
アラキドン酸は粉ミルクにも配合はされていますが、母乳は免疫も移行できるのでさらにパワフルです。
赤身の多い牛肉などを食事に加えてみましょう。